年次点検(特定自主検査)とは・・・
法律で定められているやらなくてはならない検査です‼︎
建設機械などに課せられる特定自主検査制度は、自動車の車検制度によく例えられます。工事現場などで使用する建設機械や、運搬機械、高所作業車などは『労働安全衛生法』に基づき定期的自主点検が義務付けられています。そのため事業者は一年以内ごとに1回、資格を有する検査者(法律で定められた資格者等)によって特定自主検査(年次点検)を実施する必要があります。
三つの大事な点検
・毎日行う始業前点検
・毎月行う月例検査
・一年以内ごとに行う年次検査(特定自主検査)
年次点検は法律で定められていますし、作業者の安全のため機械の性能維持のためにもとても大切な検査です!
また特定自主検査の検査記録は三年間の保存義務があります。
検査を済ませた機械にはそれを証する検査済標章(ステッカー)を貼付しなければなりません。
万一検査や補修を怠り、事故や災害をおこしてしまった際には罰則が課せられてしまいます。(安衛法 第120条)
特定自主検査対象機械一覧
車両系建設機械
整地・運搬・積込み用機械 | ブルドーザー・トラクターショベル等 |
掘削用機械 | パワーショベル・ドラグショベル等 |
解体用機械 | ブレーカ等 |
締固め用機械 | ロードローラー・タイやローラー等 |